「行って参りました大阪万博!日記その5」に入りました・・・いつまで続くのやら、私にも分かりません💦
姪っ子と小娘の二人で巡った「トルクメニスタン」の次に向かったのは、「中国」パビリオン と、早い時間に通りがけに見た「文明の森」です
中国パビリオンは海外パビリオンの中でも、中が広く高さもあり最大級規模だそう
竹簡(ちくかん)をモチーフにして建てられ、外観も注目されてます

金文・篆書・隷書・行書・楷書の5つの書体で刻まれた119首の漢詩

入館時に配布されたしおり? 公式キャラクターの「悠悠(ヨウヨウ)」

「青銅神樹」高さ3.84メートルの神樹ですが、こちら国宝レベルの文化財で中国大陸部外への持ち出しが禁止されているためレプリカだそうです



これだけの高さから文字が流れてる 「文字の滝」


斜めに立てかけられた巨大な円盤?には、常沙娜氏による「天人合一」、立春や夏至など1年を24の季節に分けた「二十四節気」や北斗七星などを描いた星図を映像で展開されてました



カーブになった廊下を上って行きますが、壁には日中友好交流に尽力した人達のレリーフも並んでいます


他にももっと画像があったはずなのに(>_<)・・・消えちゃったみたいでショック💧
世界で初めて同時に公開された、人月面探査機「嫦娥」が持ち帰った月の土(表側と裏側)や 宇宙と深海を舞台にした展示があったりとみどころも一杯でした・・・が、画像ない(´;ω;`)
画像下方の「中國」の赤い文字は、篆書体の「石鼓文」だそう

引用元:httpsarchitecturephoto.net232831
どこかのパビリオンへ向かってる途中(中国館よりもーっと早い段階)で目に入った 黒い大木?
しれ~と青空のもと大木が並んでて、ほんと通りがけに寄り道しただけでした


帰宅後いろんなことが分かり、見ておいて正解でした~(^^)v
倒木のリスクなど安全性を懸念する声が出て、4月に進入禁止となったそうですが7月に解除された「文明の森」

こちらチェコの企業が設置した巨木で、約6500年前のオーク(樫の木)の亜化石(ボグオーク)133本を使用してあります
チェコ東部の湿地で6500年前に倒れ、泥に埋もれたオークは、酸素の少ない環境で分解を免れ、木の性質を保ったまま保存されました
オーク悪化石とは・・・
化石化の途中段階であり、植物組織やDNAを部分的に残しています
完全に化石となった樹木は、鉱物が浸透して石のようになりますが、今回のオーク悪化石は鉱物の割合がわずが6~17%!で「木」としての性質をまだまだ残しています
「6500年前に倒れた」とあるので樹齢6500年かと思ってしまいがちですが、実際の樹齢は150〜250年で、6500年前に倒れたということだそうです
とはいっても、年輪や同位体比から当時の気候や植生が復元可能で、「6500年のタイムカプセル」ともいえる学術的価値がある貴重な資料です
(後ろは他国のパビリオン)

歴史的価値であげると、ピラミッドや農耕文明が誕生した時代、メソポタミアやエジプトの古代王朝と同時期に生きた木々であり、人類文明の誕生を見守ってきた存在で、経済的価値からは、高い希少性から、数cmの木材に数百万円の価値が付き、「文明の森」は美術保険の加入時に総額4500万ユーロ(73億円)と評価されたそうです
高さ4m、直径1m級のオーク亜化石133本、総重量200トン これだけの規模は世界初で、来場者が直接触れることもできるのが凄い
ドバイ万博では十数本でしたが、今回はその10倍! 「世界最大の木材亜化石インスタレーション」としてギネス世界記録にも申請予定だそうです (インスタレーションとは、空間全体を作品として表現する現代美術の手法)
ほぼ文明の森|2025年大阪・関西万博|日本万国博覧会と木のかかわり|12.木の製品|木の情報発信基地を元に記録しました
今回はこれまで~
次は石黒浩氏がプロデュースする「マツコロイド」の予定です
今日も最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました
今日の1枚 「寝て待ってます 2」

2023・6・11
自分記録:2025年9月3日
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